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早速国内旅行について語る

私は、一年に一度は必ず、温泉に行くんです。
去年は、九州大分県の湯布院に行ってきました。
この温泉地は、由布院駅から由布見通りという通りや、湯の坪街道という通り
などには、とてもお洒落なお店が一杯有るんですよ。

この湯布院は、昔から、大きな旅館とかホテルを作らず、いわゆる「ひなびた」
温泉という事に視点を置いて続いてきたもので、私の学生時代から「湯布院」では
音楽祭とか映画祭などが開催されて、若い人や特に女性には非常に人気が高かった
温泉地なんです。

旅館やホテルは、そんな賑やかな通りからは少し離れたところに有って、それは
せせらぎの聞こえる川のぞばとか、鳥のさえずりが聞こえる木々の中とか、少し
小高い丘など、あちこちにあるんです。
この静けさが、疲れた心や体を心底癒してくれるんですね。

旅館人に、どうして、一箇所に多く宿泊施設が集中していないのか聞いて見ると
この、湯布院はその湧き出す温泉の湯の量がとても多くて、その上、由布院の
街のあちこちで湧き出ているので、普通の温泉地のように一箇所に集まる必要が
ないんだということでした。

この温泉には、著名人もお忍びで来ることが多いようで、とても高級なそして
宿泊費も高そうな旅館がいくつかありますが、当然私などは高すぎて無理ですし
予約も、イチゲンさんは出来ません。

でも、この湯布院には、その呼び名も可愛い「下ん湯」って言うのがあるんです。
これは、共同入浴温泉であちこちにあります。
その湯は、まったく温泉旅館と変らず湯の量もとても豊富で、観光客から地元の
人まで多くの方が温泉を楽しんでいるんです。
無料のところや金鱗湖という湖の近くにはちょっとお洒落な「下ん湯」もあり
格安で入浴が出来るところもあるんです。

じつは、観光客の中にはこの様な「下ん湯」だけを楽しみにくる方もいるといいます。
温泉のメッカ、別府も近いということでぐるっと周ってここ「湯布院」まで足を
伸ばす方も多いとか・・・・・・。

地元の人と色々なお話が出来る「下ん湯」には私もここを訪れるたびに出向いて
楽しんでいますが、冬の温泉が溜まりません。
ブルブル震えながらたどり着く「下ん湯」で心底温まって今度はちょっと肌を刺す
ような寒気に触れて、旅館まで帰るその時間はなんとも至福のひと時ですね。
旅館では、地鶏の料理や湯布院豆腐料理、これが又絶品です。

私が利用する旅館は、金鱗湖が近くにあるので、歩いて散歩しながら、ストレス
解消には最高です。本当に静かなそして、空気は美味しくて腹いっぱい吸込めば
健康にもいいような感じがします。

去年の湯布院温泉の旅では、思いがけないこともありました。
到着して、駅でタクシーを待っていたときの事です。
私の3人ほど前に、どこかで見たような顔つきの女性が家族連れで同じように
タクシーを待っているんです。

「エッ! あれ20年以上前に分かれた・・・・。」
そうなんです。本当にびっくり、離婚した奥さんだったんです。
そして、一緒にいた娘は私の娘でした。

でも、新しいご主人がそばにいるということで、そ〜っと、後ずさりしてタクシーに
乗るのを待ってその後自分の順番で旅館につきました。
偶然ですが、こんな事が有るんですね。

でも、わが娘があんなに大きく成長してびっくりすると共にそこまでしっかり育てて
くれた、その人に、感謝しながら温泉をたのしみました。

ところで、この湯布院ですが、もう一つ「由布院」と言う呼び名があるんです。
何故????
次回、行ったときに探ってみようかな、なんて思っています。
毎日がめまぐるしく過ぎていく現代、私達は何か急ぎすぎていて、何かを忘れて
いるような気がします。

一時、温泉で頭を空っぽにしてみるといいですよ。

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